お雛様ができるまで
お顔ができるまで
minicolaの優しくかわいらしいお顔はすべて、熟練の技術を生かし、一つ一つ丁寧に工房内で手作りしております。
- ① お顔の原型作り
- ふっくらとした頬、まぁるくにっこりした目。そっとふれたくなるようなかわいらしいお顔。
minicolaのお顔を具体的にイメージして、子供達の写真を参考にしたデッサンをもとに、石膏のかたまりを彫刻刀で削りながら、優しい表情になるよう、原型を作ります。
- ② 型抜き
- 原型をもとに、お顔の型ぬきをします。
以前は桐の粉とのりを混ぜたもので、お顔を成型していました。
現在では、お雛様の多くは石膏を原料として作られています。
- ③ 面相、彩色
- 型抜き後のお顔を胡粉で上塗し、まゆ毛、まつ毛、髪の生え際、アイシャドウ、チーク、口紅など、専用の筆で一つ一つ描いていきます。 胡粉は、上質な蛤などの殻を細かく砕いて作られた昔から使われてきた天然素材の原料です。
- ④ 結髪
- 髪の毛となる、シルクの細い糸をのり付けして、姫の髪を結います。 シルクの糸は、国内最高級の福島県川又産を使用し、丁寧に結い上げていきます。
お着物の着せつけ方法
rico木目込みシリーズとcoco衣裳着シリーズでは、お着物の着せ付け、製作方法が異なります。
すべて手作業で丁寧に作られ、温かみのある優しい仕上がりのお雛様です。
すべて手作業で丁寧に作られ、温かみのある優しい仕上がりのお雛様です。
rico(木目込み)シリーズ
コロンとまぁるいフォルムで、温かみのある可愛らしさがあり、型崩れしずらいのが特徴です。
お雛様の胴体の溝にそってのりを付け、布を木目込み、一つ一つ手作業で仕上げていきます。
お雛様の胴体の溝にそってのりを付け、布を木目込み、一つ一つ手作業で仕上げていきます。
coco(衣裳着)シリーズ
華やかにお袖が広がるシルエットで、仕立てた衣裳を、胴体に着せるように仕上げていきます。
何枚も布を重ね、色の重なりで高貴な美しさを表現しています。
何枚も布を重ね、色の重なりで高貴な美しさを表現しています。