お道具紹介
お好みに合わせて、お選びください。
加賀蒔絵やらでん細工をほどこした華やかなものから、すっきりとした木や和紙、アルミ等を用いたシンプルものまで、様々な種類のお屏風をデザインしました。 インテリアに合う、おしゃれなお屏風は、お雛様を表情豊かに美しく引き立てます。
伝統的な高岡塗の他、アクリルとの組み合わせや、ぬくもりのある自然素材の木や大谷石を使用した台など、種類豊富に取り揃えました。
高岡塗りは、慶長14年(1609年)2代目加賀藩主前田利長公が 高岡城を築き、日常生活品を作らせたのが高岡漆器の高岡漆器の始まりと言われています。
数々の名工が高岡独特の多彩な技術を生み出し 今日に受け継がれています。1975年、国の伝統的工芸品の指定を受けました。
菱餅の特徴的な形である菱形は、菱の実が原型とされています。
古来より、固いとげで覆われている菱の実には魔除けの力があると考えられ、菱の花の強い繁殖力は、子孫繁栄を連想させたことから、菱の実の形を模した菱餅は縁起物として、飾られるようになったと伝えられています。
「貝桶」とは、もともと平安時代から伝わる「貝合わせ」という遊びに使う、蛤(はまぐり)の貝殻をしまうための道具です。
貝合わせの対になる蛤(はまぐり)は他の貝とは決して噛み合わないため、二個一対の貝の形から夫婦和合の意味を持ち、結婚する女性の幸せを祈願し、夫婦円満の象徴とされています。江戸時代には、嫁入り道具の1つとして用いられました。
お雛様と共に飾る花には、桃の花やひな壇の左右を飾る桜橘、紅白梅など、いろいろな種類があります。
桃の花は、中国では長寿のシンボルとされ、邪気を払うという言い伝えから、祝い花として使われるようになりました。
古来から、桜と橘には、「魔除け」「邪気払い」の力があると考えられ京都御所の紫宸殿の南庭には東に桜、西に橘が植えられています。
「紅白梅の「紅」は慶祝や魔よけ、「白」は神聖や清廉さを意味するとされています。それぞれの花の意味は諸説ありますが、古来より縁起の良いおめでたい花として使われてきたものです。